切迫流産・切迫早産の兆候

切迫早産・切迫流産の兆候については、自覚症状があるものとないものがあります。また個人差も激しく、素人判断は危険です。いずれも検索魔になり自己判断したり、素人の意見を鵜呑みにせず、主治医の指示に従い診察を受けましょう。

出血や腹痛がある

出血や腹痛で分かるパターンです。出血、腹痛につながる原因は様々で、即切迫流産・切迫早産と本人が判断することはもちろんできません。落ち着いて身体を横たえ、病院へ連絡して指示に従いましょう。

腹痛の感じ方もそれぞれです。「痛い」という日本語がさす感覚は多岐に渡るため、これは危険な「痛み」に入るのか?と判断に迷うかもしれません。

少しでも違和感を感じたら病院へ連絡して指示に従い、必要に応じて診察で確認してもらうのが一番です。

お腹が張る

週数が進めば、はりを感じるのは当たり前になります。しかし週数が浅いうちからはりを感じる、はりの感覚が短いなど、陣痛につながる危険なはりもあります。

週数に応じたはりの目安については主治医につど確認し、気を配るようにしましょう。妊娠後期には、NST(ノンストレステスト)という機械を装着し、はりの間隔を測定することもできます。

服薬や点滴によりはりを緩和することはできますが、万能ではありません。まず何より大事なのは安静です。

はりを感じたらすぐに横になり安静体勢をとるようにしましょう。仕事で難しい場合は主治医に診断書をもらい、上司に相談の上、仕事を休んだり早めの休職に入ることを検討しましょう。

診察で子宮頸管が短いと分かる

診察で子宮頸管の長さをはかり、週数に比べて短くなっていることが分かるパターンです。子宮頸管の長さは、早産の恐れの目安の一つであるとされています。

管理人が入院していた病院では2.5㎝を切ると入院が検討されましたが、医師の判断に従いましょう。

頸管長は自分では分かりません。妊婦健診を怠りなく受診することが何より必要となります。